はせこうブログ

読んだ本、日常の体験から考えた内容を纏めていくブログです。宜しくお願いします。

昨日TVを見ていたら、世界一受けたい授業で「平成で売れた実用書ランキング」という内容がオンエアされており、途中で「メモの魔力」の著者である前田祐二氏が登壇し、メモ取りのコツを解説していました。「メモの魔力」は販売直後に購読し、読んだ直後は「これから毎日メモをとる」という思いと、付録の自己分析1000問に真面目に取り組もうと思っていました。

 

すでに過去形なことから察して頂いたかもしれませんが、特に自己分析1000問は見事に三日坊主で終わってしまっています。自己分析1000問(の最初の50問くらい)で分かったのは、小学校〜高校くらいにかけて、特段何かに熱中するわけでもなく、「なんとなく」生きてきてしまったという感覚でした。中高はラグビー部に所属しており、そこでのやりがいはありましたが、元々は担任の勧めで入部し、「将来的にプロになりたい」とまでは思えず、大学では続けませんでした。もちろん、社会人になってからもラグビー経験者であることで獲得できた友人は多く、決して後悔しているわけではありません。ただ、「昼夜を忘れ熱中する」というレベルまでは至っていなかったし、そういうレベルで熱中できた他のことも無かったという話です。

 

TVや書籍で自分を語れるような人物を除けば、「なんとなく」生きてきた人も決して少なくないと思うのですが、辛いのは「結局今も何かに熱中はしていない」という現実が間接的に露わになることでした。仕事が辛いわけではないですが、「じゃあ今の仕事に熱中しているか」と言われれば熱中というレベルには至っていないという状況です。

 

まあ、20台でそのことに気づくことができて良かったと思うことにします。定年になって空虚な社会人生活だったと思うよりはマシでしょう。一方、そう思いながら過ごしていても、突然何か熱中できるものに出会えるわけではなく、空虚な日常が1日、2日と過ぎていくのもやるせないものですが、、、

 

そんなこんなで目をそらしていた自己分析&メモですが、このタイミングで意図せずオンエアされていたことは何かの啓示だと思い、もう一度自己分析とメモに向かい合ってみようと思います。長い(且つ、結局自分自身に向けた)決意表明になってしまいまいしたが、もう一度自分と向かい合い、何かしたいのか(またできるのか)を考え、思い残しのない生き方ができればと改めて思いました。

 

メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)

メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)

 

はせこう