生産性について
この一ヶ月で生産性についての本を二冊読みました。
一冊は伊賀泰代氏の「生産性」。
伊賀氏はマッキンゼーで人事マネージャーを務めており、その際の経験から生産性とは何ぞやという問題や人事における生産性の考えかた、コーポレート部門に生産性という概念を持ち込む方法について書かれています。
もう一冊はちきりん氏の「自分の時間を取り戻そう」です。こちらもちきりん氏のコンサルタント時代の経験から生産性を上げることの重要さを解き、生産性とは「同一の仕事をより短時間で終えること」または「同一の時間でより質の高い仕事をすること」と定義し、いかにすれば生産性をより向上できるか提案しています。
簡単にいうと伊賀氏の「生産性」は生産性の概念や日本で生産性が低い理由についてより根本的に切り込んでいきます。一方ちきりん氏の「自分の時間を取り戻そう」は個人レベルでいかに努力・工夫すれば生産性を高められるかアドバイスがあります。
日本企業の生産性の低い原因については色々な側面があると思います。次回のエントリでは日本企業の低生産性の理由について一般的に言われていることと、僕が職場で周りの人間を見ていて思うこと、両方の側面から記述してみたいと思います。
ではでは